大切な方を亡くされた皆様へ
心よりお悔やみ申し上げます。
喪中はがきは、喪中であることを伝える大切な挨拶状です。失礼のないようにマナーを守って送りたいものです。しかし、いざ書こうとすると、何をどのように書けばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
この記事では、喪中はがきの基本的な書き方とマナー、一般的な例文をご紹介します。
- いつまでに送るべき?
- 誰に送るべき?
- 忌み言葉は?
- デザインや書き方は?
これらの疑問を解決し、失礼のない喪中はがきを送ることができます。
さらに、状況に合わせた例文も豊富に掲載していますので、参考にしていただければ幸いです。
喪中はがきの書き方|喪中はがきの基本的なマナーと一般的な例文

喪中はがきとは?
喪中はがきとは、家族や親族が亡くなったため、その年の年賀状を辞退する旨を伝える挨拶状です。正式名称は「年賀欠礼状」ですが、「喪中はがき」の方が一般的に使われています。
喪中はがきを送ることで、相手先に年賀状を出す必要がないことを伝え、年賀状のやり取りを省略することができます。
喪中はがきを送る目的
喪中はがきを送る目的は、以下の3つです。
- 年賀状を辞退する旨を伝える
- 喪中であることを知らせる
- 寒中見舞いを遠慮する
喪中はがきを送ることで、相手先に年賀状を出す必要がないことを伝え、年賀状のやり取りを省略することができます。また、喪中であることを知らせることで、相手先が年賀状を送ってしまい、失礼な思いをすることを防ぐことができます。
さらに、寒中見舞いも遠慮していることを伝えることで、相手先が寒中見舞いを送ってしまい、二重に失礼な思いをすることを防ぐことができます。
喪中はがきは、いつまでに送るべき?
喪中はがきを送る時期
喪中はがきは、相手先が年賀状の準備を始める前に送るのが一般的です。具体的には、11月下旬から12月中旬頃までに投函するのが望ましいです。
喪中はがきの発送が遅れてしまった場合は、年明けに「寒中見舞い」として挨拶状を出すようにしましょう。
喪中はがきは、だれに送ればよい?
喪中はがきを出す相手
喪中はがきは、普段年賀状をやり取りしている相手すべてに送ります。
具体的には、以下の相手が該当します。
- 親戚
- 友人
- 知人
- 仕事関係
ただし、目上の人や親しい人には、直接電話や手紙で挨拶するのがより丁寧です。
喪中はがきの書き方
喪中はがきの書き方は、以下の通りです。
表書き
- 宛名
- 差出人
内面
- 喪中はがきであることを示す文言
- 故人の名前と亡くなった年月日
- 喪中の期間
- 年賀状辞退の挨拶
- 寒中見舞いの辞退
- 差出人の署名
喪中はがきの書き方については、郵便局や文房具店などで販売されている喪中はがき用のテンプレートを利用すると便利です。
喪中はがきのマナー
喪中はがきを出す際には、以下のマナーに注意しましょう。
- 忌み言葉は使わない
- 手書きで一言添える
- 早めに発送する
忌み言葉とは、「死」、「不幸」、「亡くなる」など、不幸を連想させる言葉です。喪中はがきには、忌み言葉を使わないようにしましょう。
また、手書きで一言添えると、より丁寧な印象を与えることができます。
さらに、喪中はがきは早めに発送するようにしましょう。
喪中はがきの忌み言葉とは?
喪中はがきに使ってはいけない忌み言葉
喪中はがきは、故人の死を悼み、年賀状の挨拶を辞退する旨を伝えるものです。
忌み言葉とは、不幸を連想させる言葉や縁起が悪いとされる言葉で、喪中はがきでは避けるべきとされています。
主な忌み言葉と代替表現
- 死:永眠、逝去、他界、旅立ち、召天、昇天
- 死ぬ:亡くなる、永眠する、逝去する、他界する、旅立つ、召天する、昇天する
- 再会:偲ぶ、思い出を語る、語り合う
- 重ね重ね:度々、たびたび
- 続く:続く、引き続き
- 返す返す:返す返す、繰り返し
- 再び:再び
- 追って:追って
- くれぐれも:くれぐれも
- まだまだ:まだまだ
- いよいよ:いよいよ
- ときどき:時々
- しばしば:しばしば
- さらに:さらに
- 生きる:生存
- 増す:増す
- 絶える:絶える
- 倒れる:倒れる
- 繰り返す:繰り返す
- 四:四苦八苦、四面楚歌
- 九:苦しみ
その他、避けるべき表現
- 新年、新春、謹賀新年、迎春、初春、初日の出
- 明るい、希望、幸い、喜び、祝賀、慶事
- 成長、発展、繁栄、向上、進歩
- 復活、再生、再出発
- 盛ん、活発、元気
忌み言葉の注意点
- 忌み言葉は単独だけでなく、組み合わせでも避ける必要があります。
- 例えば、「重ね重ねお礼申し上げます」は、「重ね重ね」と「返す返す」の忌み言葉が含まれているため、避けるべきです。
- 忌み言葉は地域や宗派によって異なる場合があるので、事前に確認しておくことが重要です。
喪中はがきにおすすめのデザイン

喪中はがきのデザインは、故人との思い出やご自身の気持ちに合わせ、落ち着いた雰囲気を選ぶのが一般的です。
定番のデザイン
- 花: 蓮、菊、百合、桔梗など
- 風景: 山、海、川、草原など
- 宗教的なモチーフ: 十字架、法華三部経、般若心経など
近年人気のあるデザイン
- シンプル: 無地、ワンポイント、水彩画風など
- モダン: モノクロ、幾何学模様、抽象画風など
- カジュアル: イラスト、写真、手書き風など
デザインを選ぶ際のポイント
- 故人の年齢や性別: 若い方にはシンプルなデザイン、年配の方には落ち着いたデザインなどがおすすめです。
- 故人の性格: 明るい性格の方には明るい色合いのデザイン、真面目な性格の方には落ち着いた色合いのデザインなどがおすすめです。
- ご自身の気持ち: 悲しみを表現したい場合は暗い色合いのデザイン、希望を表現したい場合は明るい色合いのデザインなどがおすすめです。
デザイン例
- 蓮の花: 浄土教の象徴であり、最も定番のデザインの一つ
- 菊: 高貴な花として知られており、仏教では極楽浄土を表す
- 百合: 清楚な花として知られており、キリスト教では聖母マリアの象徴
- 風景: 故人が生前に好きだった場所や風景
- 宗教的なモチーフ: 故人の信仰する宗教のモチーフ
デザインに関する注意点
- 忌み言葉は使わない
- 派手な色は避ける
- 文字は読みやすくする
- 写真を使う場合は、明るく鮮明なものを選ぶ
上記のポイントを参考に、ご自身に合ったデザインを選びましょう。
喪中はがきの例文
1. 故人が配偶者の場合
例文1
謹啓
寒の候、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、私どもは昨年〇月〇日に、永年にわたり連れ添いました妻〇〇が永眠いたしました。
ここに謹んでご報告申し上げますとともに、喪中はがきにてご挨拶申し上げます。
生前のご厚情に深く感謝申し上げますと共に、今後とも変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
令和五年〇月〇日
〇〇 〇〇
例文2
拝啓
厳しい寒さが続く折、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、私どもは昨年〇月〇日に、最愛の妻〇〇を突然失い、深い悲しみの中にございます。
ここに謹んでご報告申し上げますとともに、喪中はがきにてご挨拶申し上げます。
生前のご厚情に深く感謝申し上げますと共に、今後とも変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
令和五年〇月〇日
〇〇 〇〇
2. 故人が両親の場合
例文1
謹啓
風薫る五月、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私どもは昨年〇月〇日に、父〇〇が永眠いたしました。享年〇歳。
ここに謹んでご報告申し上げますとともに、喪中はがきにてご挨拶申し上げます。
生前のご厚情に深く感謝申し上げますと共に、今後とも変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
令和五年〇月〇日
〇〇 〇〇
例文2
拝啓
初夏の候、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、私どもは昨年〇月〇日に、母〇〇が永眠いたしました。享年〇歳。
ここに謹んでご報告申し上げますとともに、喪中はがきにてご挨拶申し上げます。
生前のご厚情に深く感謝申し上げますと共に、今後とも変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
令和五年〇月〇日
〇〇 〇〇
3. 故人が子供の場合
例文1
謹啓
木枯しが吹き荒ぶ季節となりました。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、私どもは昨年〇月〇日に、愛娘〇〇が永眠いたしました。享年〇歳。
ここに謹んでご報告申し上げますとともに、喪中はがきにてご挨拶申し上げます。
生前のご厚情に深く感謝申し上げますと共に、今後とも変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
令和五年〇月〇日
〇〇 〇〇
例文2
拝啓
師走に入り、慌ただしい日々をお過ごしのこととお察しいたします。
さて、私どもは昨年〇月〇日に、長男〇〇が永眠いたしました。享年〇歳。
ここに謹んでご報告申し上げますとともに、喪中はがきにてご挨拶申し上げます。
生前のご厚情に深く感謝申し上げますと共に、今後とも変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
令和五年〇月〇日
〇〇 〇〇
4. 故人が兄弟姉妹の場合
例文1
謹啓
新春の訪れを感じる今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、私どもは昨年〇月〇日に、兄〇〇が永眠いたしました。享年〇歳。
ここに謹んでご報告申し上げますとともに、喪中はがきにてご挨拶申し上げます。
生前のご厚情に深く感謝申し上げますと共に、今後とも変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
よくある質問
喪中はがきを書くのを忘れてしまった場合は?
喪中はがきを書くのを忘れてしまった場合は、まずは焦らずに対応しましょう。遅れてしまったことを謝罪の言葉を添えて喪中はがきを送付するか、直接電話やメールなどで連絡を取り、状況を説明しましょう。
喪中期間中は新年の挨拶を控えるため、年が明けてからでも喪中の旨を伝えることは意味があります。重要なのは、故人を偲びながら適切な心遣いを示すことです。
喪中はがきを出すのが遅くなった場合は?
喪中はがきを出すのが遅くなった場合でも、出すこと自体が大切です。遅れた旨を簡単に謝罪し、喪中であることを伝える文を添えて送ります。
通常は年末までに送るのが望ましいですが、年が明けてしまった場合でも、遅ればせながら送ることで、故人への思いやりと礼儀を示すことができます。遅れてしまった理由に触れず、故人との関係や喪中の期間を明記し、心を込めて送ることが重要です。
喪中はがきのデザインはどこで選ぶ?
喪中はがきのデザインは、オンラインの印刷サービス、地元の印刷店、または文房具店で選ぶことができます。オンラインサービスでは、豊富なテンプレートから選んで、自分でカスタマイズすることも可能です。地元の印刷店や文房具店を利用すれば、直接相談しながらデザインを選ぶことができます。
また、手作りを希望する場合は、専用のソフトウェアやアプリを使用して自宅でデザインし、印刷する方法もあります。選ぶ際は、故人や遺族の意向に沿った落ち着いたデザインを選ぶようにしましょう。
まとめ:喪中はがきの書き方|喪中はがきの基本的なマナーと一般的な例文
喪中はがきは、大切な方を亡くされたご家族が、新年のご挨拶を遠慮させていただくことを伝えるための大切な挨拶状です。マナーを守って、失礼のないように送ることが大切です。
この記事では、喪中はがきの基本的なマナーと一般的な例文をご紹介しました。
- 喪中はがきは、11月中旬から12月上旬までに送る。
- 故人との続柄、亡くなった年月日、年忌明けのご挨拶などを記載する。
- 忌み言葉は使わないように注意する。
- デザインはシンプルで落ち着いたものを選ぶ。
また、状況に合わせた例文も豊富に掲載しましたので、参考にしていただければ幸いです。
喪中はがきは、形式的な挨拶状ではなく、故人への敬意と相手への思いやりを伝えるものです。この記事を参考に、心を込めた喪中はがきを作成してください。
もし、喪中はがきに関する疑問や不安がある場合は、郵便局やインターネットで情報を収集したり、専門家に相談したりすることをおすすめします。
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