大切な人の葬儀で、数珠の持ち方に迷っていませんか?
数珠は、故人への敬意を表す大切なアイテムです。しかし、いざという時に正しい持ち方が分からず、慌ててしまう人も少なくありません。
この記事では、葬儀で数珠を持つマナーについて詳しく解説します。
具体的には、以下の内容を網羅しています。
- 数珠の種類と選び方
- 葬儀での数珠の正しい持ち方
- 宗派による数珠の持ち方の違い
- 焼香や読経時の数珠の扱い方
- 数珠の持ち運び方と保管方法
この記事を読めば、葬儀での数珠の持ち方に迷うことなく、故人に敬意を払うことができます。
葬儀で数珠を持つマナー

葬儀で数珠を持つことの意味
葬儀で数珠を持つことは、故人への敬意を表すだけでなく、供養に参列する自身の気持ちを表明することにもなります。
1. 故人への敬意
数珠は仏教の法具であり、故人の冥福を祈るための大切なアイテムです。数珠を持つことは、故人への敬意を表す最も基本的なマナーの一つと言えます。
2. 供養への参加
数珠を持つことは、単に形式的なマナーではなく、故人の冥福を祈り、供養に参加する気持ちを表明することにもなります。
3. 精神的な支え
葬儀は悲しみと緊張の場です。数珠を持つことで、故人を偲ぶ気持ちを落ち着かせ、精神的な支えを得ることができます。
4. 仏教徒としてのアイデンティティ
数珠を持つことは、自分が仏教徒であることを示す象徴にもなります。
5. 場の雰囲気に合わせる
葬儀では、周囲の人々と調和を保つことも大切です。ほとんどの人が数珠を持っている中で、自分だけ持たないのは失礼にあたる場合もあります。
数珠は、故人への敬意、供養への参加、精神的な支え、仏教徒としてのアイデンティティ、場の雰囲気への配慮など、様々な意味を持つ大切なアイテムです。
葬儀に参列する際には、必ず数珠を持参するようにしましょう。
数珠の種類と選び方
1. 数珠の種類

数珠は、宗派によって使用される種類が異なります。
代表的な数珠の種類は以下の通りです。
※ 下記の画像は、amazonから引用しています。
浄土宗 ↓

浄土真宗 ↓

真言宗 ↓

日蓮宗 ↓

天台宗 ↓

曹洞宗 ↓

※ すべての宗派で使えるタイプの数珠もあります

上記以外にも、様々な種類の数珠があります。
2. 数珠の選び方
数珠を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 宗派: 自分の宗派に合った数珠を選ぶことが重要です。
- 素材: 木材、水晶、琥珀など、様々な素材があります。
- 色: 宗派によって、房の色に決まりがある場合があります。
- 大きさ: 手に合った大きさのものを選びましょう。
- 値段: 数千円から数万円まで、幅広い価格帯があります。
3. 初めての数珠選び
初めて数珠を購入する場合は、以下のような方法がおすすめです。
- 仏具店: 店員さんに相談しながら選ぶことができます。
- 寺院: 住職さんに相談しながら選ぶことができます。
- インターネット通販: 様々な種類の数珠を比較検討することができます。
4. 数珠の購入時期
数珠は葬儀以外にも、法事やお彼岸など様々な場面で使うことができます。
早めに購入しておくと、いざという時に慌てずに済みます。
5. 数珠のメンテナンス
数珠は長く使うために、定期的にメンテナンスが必要です。
- 汚れは柔らかい布で拭き取ります。
- 糸が緩んだ場合は、仏具店で修理できます。
数珠は大切な仏具です。自分の宗派に合った数珠を選び、丁寧に扱いましょう。
数珠の正しい持ち方
数珠の正しい持ち方は、宗派によって異なります。
1. 基本的な持ち方
基本的には、左手で持ち、親玉を親指と人差し指で挟むように持ちます。
房は下向きに垂らします。
2. 宗派による持ち方の違い
- 浄土宗: 親玉を親指と人差し指で挟み、中指と薬指で数珠を支えます。
- 浄土真宗: 親玉を親指と人差し指で挟み、中指で数珠を支えます。
- 真言宗: 親玉を親指と人差し指で挟み、中指と薬指で数珠を支えます。房は右手に持ち替えます。
- 日蓮宗: 親玉を親指と人差し指で挟み、中指と薬指で数珠を支えます。
- 天台宗: 親玉を親指と人差し指で挟み、中指と薬指で数珠を支えます。
3. 男性と女性の数珠の持ち方の違い
男性と女性の数珠の持ち方に違いはありません。
4. 座礼・立礼・移動時の数珠の扱い方
- 座礼: 数珠は左膝の上に乗せます。
- 立礼: 数珠は左手で持ち、房は下向きに垂らします。
- 移動: 数珠は左手で持ち、房は下向きに垂らします。
5. 注意事項
- 数珠を床に落としたり、人にぶつけたりしないように注意しましょう。
- 数珠を他人に貸したり、借りたりしないようにしましょう。
- 数珠は使用していない時は、専用の袋に入れて保管しましょう。
数珠は大切な仏具です。正しい持ち方を身につけ、丁寧に扱いましょう。
お通夜では、数珠はいつから持てばよいですか?
お通夜では、参列者が席に着いたら数珠を持ち、最後まで持ち続けるのが一般的です。
タイミングとしては、以下のようになります。
- 葬儀場に到着したら、受付で記帳を済ませ、案内された席に着きます。
- 着席したら、左手で数珠を持ち、房が下になるようにします。
- 僧侶が入場し、読経が始まったら、数珠を胸の前で合わせ、合掌します。
- 焼香の際は、数珠を左手で持ち、右手で香炉の蓋を取り、香を摘んで焼香します。
- 読経が終わったら、数珠を元の位置に戻します。
- 退席する際は、数珠を左手で持ち、房が下になるようにして席を立ちます。
数珠を持つ際の注意点
- 片手で持つ場合、数珠は左手で持ちます。
- 房は下向きにします。
- 数珠を床に落としたり、人にぶつけたりしないよう注意します。
- 使用していない時は、数珠袋に入れて保管します。
数珠は大切な仏具です。マナーを守って、丁寧に扱いましょう。
数珠の持ち運び方と保管方法
1. 持ち運び方
数珠を持ち運ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 数珠袋に入れて持ち運びましょう。
- 数珠袋は、傷や汚れが付きにくい素材を選びましょう。
- 数珠袋は、バッグの中で他の物と擦れないようにしましょう。
2. 保管方法
数珠を保管する際には、以下の点に注意しましょう。
- 湿気や直射日光を避けて保管しましょう。
- 仏壇や神棚の近くに保管しましょう。
- 数珠立てや数珠掛けに掛けて保管しましょう。
- 数珠は、使用していない時は、専用の袋に入れて保管しましょう。
3. 数珠のメンテナンス
数珠は長く使うために、定期的にメンテナンスが必要です。
- 汚れは柔らかい布で拭き取ります。
- 糸が緩んだ場合は、仏具店で修理できます。
数珠のマナーに関するよくある質問
以下は、数珠に関するよくある質問です。
数珠を貸し借りしても良いですか?
数珠は基本的に貸し借りしてはいけません。
理由は以下の通りです。
- 数珠は持ち主の魂が込められた大切なものと考えられているため
- 数珠は厄除けや魔除けのお守りとして使われるため
- 数珠は宗派によって形や使い方が異なるため
どうしても数珠を貸し借りたい場合は、以下の点に注意しましょう。
- 事前に相手方に許可を得る
- 数珠を清めてから貸し借りする
- 貸し借りした後は、数珠を清める
数珠を貸し借りするのは、マナー違反となる可能性があるため、できるだけ避けた方がよいでしょう。
どうしても数珠が必要な場合は、購入することを検討しましょう。
数珠を忘れてしまった場合、どうすればよいですか?
数珠を忘れてしまった場合は、慌てずに以下の方法を試してみてください。
1. 葬儀場や寺院で借りる
多くの葬儀場や寺院では、数珠を貸し出しています。
受付や僧侶に尋ねてみましょう。
2. 周囲の人に借りる
親しい参列者に数珠を貸してもらえないか尋ねてみましょう。
ただし、数珠は貸し借りするのがマナー違反となる場合もあるため、事前に許可を得ることが重要です。
3. 購入する
葬儀場や寺院の売店、近くのコンビニエンスストアや百円ショップなどで数珠を購入できます。
4. 代用する
数珠がない場合は、念珠や数珠の代わりにできるものを持参しましょう。
ただし、宗派によっては数珠の代わりにできるものがない場合もあるため、事前に確認が必要です。
5. どうしても用意できない場合は
数珠がなくても、故人を偲ぶ気持ちがあれば問題ありません。
合掌して、心の中で祈りを捧げましょう。
お数珠は自分の宗派の物を使用しても良いですか?
自分の宗派と葬儀先の宗派が異なっている場合でも、お数珠は自分の宗派の物を使用しても問題ありません。
1. 基本的には自分の宗派の数珠を使う
お数珠は、故人への供養だけでなく、自分自身の信仰心を表すものでもあります。そのため、基本的には自分の宗派の正しい数珠を使用するのがマナーです。
2. 略式数珠も選択肢
もし、自分の宗派の数珠がわからない場合や、使い慣れていない場合は、略式数珠を使用するのも一つの方法です。略式数珠は宗派を問わず使用できるため、葬儀先でのマナー違反を心配する必要はありません。
3. 葬儀先の宗派に合わせる必要はない
近年では、異なる宗派同士の結婚や葬儀も増えているため、葬儀先の方から「自分の宗派の数珠を使ってください」と言われることもあります。しかし、これはあくまでも配慮であり、必ずしも従う必要はありません。
4. 不安な場合は事前に確認
もし、お数珠の使用について不安な場合は、事前に葬儀社や家族に相談するのがおすすめです。
5. 数珠の使い方も確認
数珠には宗派によって持ち方や使い方の違いがあります。事前に自分の宗派の数珠の正しい使い方を確認しておきましょう。
まとめ
自分の宗派と葬儀先の宗派が異なっている場合でも、お数珠は自分の宗派の物を使用しても問題ありません。不安な場合は事前に確認しておきましょう。
数珠の修理はどこで依頼できる?
数珠の修理は、以下の場所で依頼できます。
1. 仏具店
多くの仏具店では、数珠の修理を受け付けています。
修理の内容や費用は、仏具店によって異なります。
2. 寺院
寺院によっては、数珠の修理を受け付けています。
住職に相談してみましょう。
3. インターネット通販サイト
数珠の修理を受け付けているインターネット通販サイトもあります。
送料や修理費用は、サイトによって異なります。
4. その他
百貨店やデパートの仏具売り場でも、数珠の修理を受け付けているところがあります。
数珠の修理を依頼する際には、以下の点に注意しましょう。
- 修理の内容を明確に伝える
- 費用を確認する
- 修理期間を確認する
- 信頼できる業者を選ぶ
数珠は大切な仏具ですから、丁寧に修理して長く使いましょう。
記事のまとめ:葬儀で数珠を持つマナー|選び方と正しい持ち方
葬儀で数珠を持つことは、故人への敬意を表す大切なマナーです。数珠の種類や持ち方は宗派によって異なる場合があるので、事前に確認しておきましょう。
この記事では、葬儀で数珠を持つマナーについて詳しく解説しました。
- 数珠は宗派によって種類や房の色が異なるので、自分の宗派に合ったものを選びましょう。
- 数珠は基本的に左手で持ち、房は下向きに垂らします。
- 焼香や読経の時は、数珠の扱い方に注意が必要です。
- 数珠は持ち運びや保管にもマナーがあります。
この記事が、皆様の葬儀での数珠の扱い方について参考になれば幸いです。








